緊急・・・バンコク洪水注意報
バンコク及びタイ中部に洪水の危機が高まっています
在チェンマイ日本国総領事館からの緊急メールです
タイ北中部及びバンコクの降雨・洪水に関する大使館からの情報を以下のとおりお知らせします。
在チェンマイ日本国総領事館
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【大使館からのお知らせ】
タイ北中部及びバンコクの降雨・洪水に関する注意喚起(2011年10月5日現在)
1 報道等によれば、タイ北中部の広い地域において、河川の氾濫、土砂災害、冠水被害等が発生しており、アユタヤ県内においては豪雨による洪水被害で世界遺産に登録されている歴史的寺院が危機的状況にさらされております。
その中、台風「Nalgae」は、ベトナムの北部に到達し、その後ラオス及びタイ(東北、中・南部)方面に向かうと予想され、今週末まで同地域を中心にまとまった降雨量が予想されております。
2 バンコク都内においても、チャオプラヤー川及び運河の水位が上昇しており、一部の地域においては冠水被害が発生し、北部に向かう列車の一部には運行を見合わせているものもあります。
3 つきましては、タイ北中部地域に在住されている皆様は、河川の増水や山麓からの濁流等に引き続き十分な警戒を払ってください。また、バンコク在住者及び渡航者にあっては、チャオプラヤー川及び各運河の増水による洪水に十分注意してください。なお、今後の気象情報に留意してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
電話: (66-53) 203367
FAX : (66-53) 203373
またnewsclip.beは以下のニュースを伝えています
アユタヤで洪水拡大 工業団地閉鎖、世界遺産浸水
タイ中部アユタヤ県のサハラタナコン工業団地で4日から洪水が発生し、タイ工業団地公社(IEAT)は同工業団地を5日から5日間閉鎖すると発表した。IEATはアユタヤ県のバンパイン工業団地、ハイテク工業団地についても、洪水の恐れがあるとして状況を注視している。
サハラタナコン工業団地の入居企業は45社で、自動車部品の丸順(岐阜県大垣市)、工業用バルブのヨシタケ(名古屋市瑞穂区)、物流・エレクトロニクスのカトーレック(東京都江東区)など日系企業が約8割を占める。
タイでは7月下旬以降、雨期の大雨で各地で洪水、地滑りが起き、7月29日―10月4日に237人が死亡、3人が行方不明になった。5日時点で洪水が発生しているのは、中部アユタヤ、パトゥムタニ、ノンタブリ、アントン、ロッブリ、シンブリ、東部チャチュンサオ、北部チェンマイ、スコータイ、ピッサヌローク、ナコンサワン、東北部コンケンなど28県。
アユタヤでは広い範囲で洪水が発生し、4日にはチャオプラヤ川の増水により、川沿いの世界遺産の寺院遺跡ワット・チャイワタナーラームが浸水。5日には一部地域で停電が発生した。
(記事、写真はnewsclip.be)